私の彼氏はお店のお客さんだった人です。

私は、風俗嬢をしています。今年で、2年目になります。
どうしても大学に行きたかったので、学費のためにこの仕事を選びました。
大学で一生懸命勉強して、卒業したら自分できちんと仕事をして自立した女性になるのが私の夢でした。その為にも、勉強は決しておろそかにはしていません。
遅刻や欠席もしていませんし、レポートもキチンと提出していした。でもこの仕事を始めて半年後、私は運命の人に出会ってしまいました。
この男性は、ある有名メーカーのサラリーマンでした。歳は私より少し年上に見えました。

彼は本当に優しくて、とても紳士的でした。私は初めてお客さんを意識してしまいました。
仕事は仕事と今までお金のために割り切ってきたつもりでしたが、この日を境に私はこの仕事が辛くなってしまいました。もし次また彼に会ったら、私は普通ではいられないと思いました。
始めて彼に会ってから1週間後、また彼がお店にきました。彼は私を指名したようです。私は心臓が口から飛び出すくらい、緊張してしまいました。しかしその日彼は、私の体には一切触れませんでした。

ただ私の手を握って、「自分を大切にしてほしい。」と話してきました。私は涙があふれ出ました。
私は家庭環境が複雑だったために、一生一人で自立して生きて行こうと決めていました。
しかし生まれて初めて、自分のことを親身になって心配してくれる人に出会ってしまったのです。私は完全に彼に恋をしてしまいました。
それから毎週、同じ曜日の同じ時間に彼は私に会いにお店に来てくれました。
しかし私の体に触れることは一度もありませんでした。

私はこのままでは彼に申し訳ないと思い、思い切って彼に今度はお店ではない場所で会ってほしいと頼みました。そして初めてお店以外で彼に会った日に、私は彼に自分の気持ちを告白しました。
彼も私と同じ気持ちでいてくれたようです。その日から私たちは付き合うことになりました。この仕事はあと半年でやめます。大学を卒業したら、彼と結婚する予定です。
風俗嬢の仕事が私に、思わぬ人生最高のプレゼントをくれました。私は今、とっても幸せです。